AEDや救命についてのWEBマガジン

【完全版】AEDメーカー全8社・19機種を徹底比較。シェアや機能のまとめ

AEDの基礎

AED選びの際、メーカーも機種も沢山あってどれを選んだら良いかわからない…と悩んでしまいますよね?
こちらの記事では、AEDメーカー全7社の現在販売されている19機種についての情報をまとめております。購入の際の比較・検討に是非お役立てください。

※2024年4月時点での情報です。

目次

日本で販売しているAEDのメーカー全8社一覧

メーカー名一般向けAEDの機種数ホームページお問い合わせ電話番号
日本光電工業株式会社3機種https://www.nihonkohden.co.jp/index.html0120-233-821
株式会社フィリップス・ジャパン 2機種https://www.philips.co.jp/healthcare/consumer/aed 0120-802-337
日本ストライカー株式会社 5機種https://www.stryker.com/jp/ja/index.html03-6894-0000
株式会社CU2種類http://www.japan-cu.com/ 03-6205-7385
オムロンヘルスケア株式会社 1種類https://www.healthcare.omron.co.jp/0120-401-066
旭化成ゾールメディカル株式会社 3種類http://www.ak-zoll.com/ 03-6205-4920
日本ライフライン株式会社 1種類https://www.jll.co.jp/03-6711-5200
フクダ電子株式会社2種類https://www.fukuda.co.jp/0120-802-337

日本で販売されているAEDのメーカーは全部で8社あり、一番ラインナップの多いメーカーでは、5機種の機種から選ぶことができます。

AEDは2004年7月から医療従事者でなくても使用する事ができるようになり、普及が進みました。2004年当時から販売をしている日本光電、フィリップス、ストライカー(2004年当時の名称はメドトロニック)の3社が、日本では多くのシェアを占めております。

シェアNo.1の国産AED「日本光電」

日本光電は呼称で、正式名称は『日本光電工業株式会社』。唯一の国産AEDメーカーです。
AEDだけではなく心電計など多岐にわたる医療機器を製造・販売しており、東証一部上場企業です。

日本国内でAEDのシェアがもっとも高いメーカーは日本光電であると言われています。

呼称日本光電(NIHON KOHDEN)
社名日本光電工業株式会社(NIHON KOHDEN CORPORATION)
代表者代表取締役社長執行役員 荻野 博一(OGINO HIROKAZU)  
設立1951年8月7日
資本金75億4千4百万円(2023年3月31日現在)
売上高1,594億円(連結売上高2,066億円)(2023年3月期)
事業内容医用電子機器の開発・製造・販売
従業員数3,623名(グループ32社5,751名)(2023年3月31日現在)
株式東証プライム市場上場 呼称「日本光電」
証券コード:6849
日本光電ホームページ:https://www.nihonkohden.co.jp/information/company.html
より引用(2024年4月時点)

日本光電の一般施設向けAEDは3種類

商品画像
商品コードAED-3100AED-3150AED-3250
耐用期間8年間8年8年
保証期間5年間5年間5年間
本体サイズ20.6×25.2×9.7cm20.6× 25.2×97 cm20.6× 25.2×97 cm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 約2.3kg約2.4kg約2.4kg
エネルギー量(成人) 150,200,200J150,200,200J 150,200,200J
エネルギー量(未就学児)
小児モードもしくは小児用パッド
50,70,70J50,70,70J 50,70,70J
防滴・防塵 IP55IP66IP66
電極&バッテリ耐用期間 バッテリ:約4年間
電極:約2年
バッテリ:約4年間
電極:約2年
バッテリ:約4年間
電極:約2年
医療機器承認番号22700BZX00187000 22700BZX00187000 30400BZX000030000
製品画像 日本光電ホームページ:https://www.nihonkohden.co.jp/information/company.html
より

最もスタンダードなモデルはAED-3100。
AED-3150とAED-3100を比較すると、AED-3150にはAEDにディスプレイがつき、イラスト・メッセージ表示で操作の確認ができる上位モデルとなっています。さらにAED-3250には、AED-3150のオートショックAEDタイプとなります。

より誰でもわかりやすいAEDが欲しい、公共施設や耳が聞こえにくい方など様々な人がAEDを使う可能性がある事を想定される時にはAED-3150がおすすめです。

日本光電のAEDが購入できる最大手はセコムです。
セコムは日本光電以外にも、このあと紹介する日本ストライカーのAEDも扱っております。

セコムのAEDについてはこちらの記事で詳しくご紹介しておりますので合わせてご覧ください。

子供におすすめの「フィリップス」

フィリップスはシェーバーや電動歯ブラシなど、一般家電製品のイメージもあるかと思いますが、オランダの医療機器メーカーで、AEDは世界130ヶ国に出荷をしています。

会社名株式会社フィリップス・ジャパン
住所〒106-0041 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー15階
資本金30億円
株主コーニンクレッカ・フィリップス・エヌ・ヴェ
代表取締役社長ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク
従業員数約1,982名(2023年11月1日現在)
事業所
品川、札幌、旭川、北見、函館、帯広、弘前、八戸、青森、仙台、盛岡、秋田、山形、福島、いわき、新潟、長岡、上越、宇都宮、つくば、水戸、さいたま(川越事業所)、前橋、千葉、鎌ヶ谷、平和島、東京、南東京、多摩、清瀬、松本、長野、山梨、横浜、厚木、静岡、沼津、浜松、名古屋、岡崎、岐阜、三重、金沢、富山、福井、京都、滋賀、大阪、尼崎、奈良、和歌山、神戸、姫路、広島、福山、岡山、津山、山陰、山口、松山、高松、徳島、高知、福岡、北九州、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
フィップス・ジャパンホームページ: https://www.philips.co.jp/a-w/about/philips-japan.html より引用(2024年4月時点)

フィリップスの一般施設向けAEDは2種類

商品画像
機種名 HS-1+ e FRx+
耐用期間8年間8年間
保証期間5年間5年間
本体サイズ 21.0×19.0×7.2cm22.0×18.0×6.0cm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 約1.5kg約1.6kg
エネルギー量(成人)150,150,150J150,150,150J
エネルギー量(未就学児)
小児モードもしくは小児用パッド
50,50,50J50,50,50J
防滴・防塵IPX1IPX5
電極&バッテリ耐用期間 バッテリ:約4年
電極:約2年
バッテリ:約4年
電極:約2年
医療機器承認番号 21700BZY00426000 22000BZX00305000
製品画像  フィリップスホームページ:https://www.philips.co.jp/healthcare より

HS-1はフィリップスのAEDの中でシェア・販売台数が最も多い定番品です。

FRx+は500kgの負荷、1.22mからのコンクリート上への落下に耐えることができる、頑丈なモデルです。HS-1+と比較すると、FRx+は屋外や厳しい環境下での使用に適しています。

FRx+のもう一つの特徴は、児用キーを装着するだけで小児(未就学児)の小児モードに切り替わり、ショック時のエネルギー出力が小児に適したレベルまで低減されます。

幼稚園、保育園など、未就学児に対してAEDを使用する可能性が高い施設などにはFRx+がおすすめです。

世界トップシェアの信頼と8年間長期保証「ストライカー」

日本ストライカーはアメリカのメーカーで、心臓に電気ショック与える技術を世界で初めて開発した、AEDのパイオニアともいえるメーカーです。

普段街中で見かけるAEDはいわゆる『一般市民向け』のAEDで、医療機関では普段の生活で見ることはない、高規格のいわゆる『プロ用AED』を使用しています。

そういった『プロ用AED』もすべて合わせたAEDの世界シェアは、ストライカーがトップシェアと言われおります。

会社名日本ストライカー株式会社
創業1913年
本社東京都文京区後楽2-6-1 飯田橋ファーストタワー
事業所東京、大阪、西日本物流センター、東日本物流センター
資本金9,530万円
従業員数 1,045名 (2023年12月末)
事業内容 医療器具の輸入販売
代表取締役社長 水澤 聡
日本ストライカー株式会社ホームページ: https://www.stryker.com/jp/ja/about/our-locations/about_japan.html より引用(2024年4月時点)

日本ストライカーの一般施設向けAEDは5種類

商品画像samariatanPAD350PsamariatanPAD450P
機種名サマリタンPAD350PサマリタンPAD450PサマリタンPAD360PライフパックCR2ライフパックCR2 オートショック
耐用期間8年間8年間8年間 8年間 8年間
保証期間8年間8年間8年間 8年間 8年間
本体サイズ20×18.4×4.8cm20×18.4×4.8cm 20×18.4×4.8cm 22.6×27.4cm×9.7cm22.6×27.4cm×9.7cm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 約1.1kg約1.1kg 約1.1kg 約2.0kg 約2.0kg
エネルギー量(成人) 150,150,200J150,150,200J 150,150,200J 200,300,360J 200,300,360J
エネルギー量(未就学児)
小児モードもしくは小児用パッド
50,50,50J50,50,50J 50,50,50J 50,75,90J 50,75,90J
防滴・防塵 IP56 IP56 IP56 IP55 IP55
電極&バッテリ耐用期間 約4年
(バッテリとパッド一体式のカートリッジ)
約4年
(バッテリとパッド一体式のカートリッジ)

約4年
(バッテリとパッド一体式のカートリッジ)
バッテリ:約4年
電極:約4年
バッテリ:約4年
電極:約4年
医療機器承認番号 22800BZI00030000 23000BZI00009000 30300BZX0019000022900BZI00039000 30300BZX00353000

ストライカーのAEDは保証期間・耐用期間両方が8年間である事が非常に大きなメリットで、この特徴を活かした8年間メンテナンス付きAEDレンタルのパックもあります。

サマリタンは次世代AEDと称され、非常にコンパクトでAEDの中では最軽量クラスのAEDで、現在非常に販売台数が伸びているAEDです。

サマリタンについての評判や口コミなどは、こちらの記事で詳しく紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

サマリタン350Pと450Pの違いは、CPRレートアドバイザー機能の有無になります。
CPRレートアドバイザー機能の詳しい内容は、こちらの記事で紹介をしておりますので、合わせてご確認下さい。

サマリタン360Pは、サマリタン350PのオートショックAED仕様の機種になります。

「AEDのコストを抑えたい、信頼できるきちんとした物を選びたい」という方にはサマリタンPAD350Pがおすすめです。


CR2は『コネクテッドAED』と称され、AEDが常にワイヤレス接続され遠隔でモニタリングできるAEDです。

ボタン一つでバイリンガルや小児モードへの切替が可能であり、ストライカー製品のラインナップの中では一番高スペックな機種になります。CR2オートショックはCR2のオートショックAED仕様の機種になります。

どのユーザーにも便利なマルチ機能の「CU」

CUは韓国のメーカーで、国内では東京消防庁にも納入実績があります。韓国では高いシェアを誇っています。

会社名株式会社CU
代表者代表取締役社長 金亨洙(Kim Hyung Soo)
設立2012年5月28日
資本金8,840万円
事業内容AEDおよびAED関連製品の販売
住所〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-2-10虎ノ門桜田通ビル8F
株式会社CUホームページ: https://www.japan-cu.com/
より引用(2024年4月時点)

CUの一般施設向けAEDは2種類

商品画像CU-SP1
機種名IPADシーユーSPRシーユーSP1
耐用期間8年間7年間
保証期間通常5年(最大8年保証プラン有)5年間
本体サイズ230×270×70mm(W×L×H)26.0×25.6×69.5mm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 2.6kg(RMS Link、電極パッドを含む)約2.4kg
エネルギー量(成人) 150,150,150J 150,150,150J
エネルギー量(未就学児)
小児モードもしくは小児用パッド
50,50,50J 50,50,50J
防滴・防塵 IP66IP55
電極&バッテリ耐用期間 バッテリ:約5年
電極:約2.5年
バッテリ:約5年
電極:約2.5年
医療機器承認番号 30300BZX0026500022500BZX00338000

CUのAEDは2機種あります。

シーユーSP1は小児モード切替スイッチや、騒音に合わせて音声ガイダンスのボリュームが自動で大きくなるオートボリューム機能など充実した機能を備えたAEDです。

IPADシーユーSPRは最大8年まで保証を延長するプランがあり、遠隔監視システム(RMS)も使用ができるさらに機能が充実した高スペックもAEDです。

「いろいろな機能がついているAEDが欲しい」という方には、IPADシーユーSPRがおすすめです。

初めてでも正しく使える「オムロンヘルスケア」

血圧計や体温計など、身近な医療機器で馴染みのあるオムロンですが、AEDの取り扱いもしております。

会社名オムロン ヘルスケア株式会社
所在地 〒617-0002 京都府向日市寺戸町九ノ坪53番地
代表役員代表取締役社長  岡田 歩
事業内容家庭用・医療用健康機器の開発・販売、健康管理ソフトウェアの開発・販売、健康増進サービス事業の展開など
従業員数3,800人(2023年3月末現在)
国内営業拠点 3拠点(東京、大阪、福岡)
資本金50億
売上高1,421億円(2023年3月期連結)
オムロンヘルスケア株式会社ホームページ:https://www.healthcare.omron.co.jp/
より引用(2024年4月時点)

オムロンヘルスケアの一般施設向けAEDは1種類

商品画像
機種名HDF-3500
耐用期間7年間
保証期間5年間
本体サイズ20×18.0×5.0cm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 約1.1kg
エネルギー量(成人) 150,150,200J
エネルギー量(未就学児)
小児モードもしくは小児用パッド
50,50,50J
防滴・防塵IP56
電極&バッテリ耐用期間 約3年
(バッテリとパッド一体式のカートリッジ)
医療機器承認番号 22700BZI00047000
製品画像  オムロンヘルスケア株式会社ホームページ:https://www.healthcare.omron.co.jp/  より

オムロンのAEDは初めてでも正しく使えるよう考えられたわかりやすいデザインが特徴で、音声と光によるガイドで操作に迷わないシンプルで親しみやすいAEDです。

「はじめてのAEDなので、できるだけわかりやすいAEDが欲しい」という方にはオムロンがおすすめです。

商品の見た目が日本ストライカーのサマリタンPAD350Pと良く似ている理由は、HDF-350Pは日本ストライカーのサマリタンPAD350Pのオムロンモデルであるからです(デザインだけでなく、保証期間など仕様面でも細かな違いがあります)。

胸骨圧迫のサポートに特化した「旭化成ゾールメディカル」

繊維や住宅などで有名な旭化成ですが、アメリカのゾール・メディカル社を買収し、旭化成グループで日本法人となっている旭化成ゾールメディカル株式会社からAEDを販売しております。

会社名旭化成ゾールメディカル株式会社
本社所在地〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目1番1号 興和西新橋ビル13階
営業所情報大阪営業所 530-8205 大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル 31F
福岡営業所 810-0012 福岡市中央区白金1-20-3 紙与薬院ビル 10F
代表者代表取締役社長  坂野 誠治
資本金2億3千万円
設立年月日2012年8月8日
事業内容救急救命医療関連機器の輸入・販売
株主米国 ZOLL Medical Corporation 100%
旭化成ゾールメディカル株式会社ホームページ: https://www.ak-zoll.com/
より引用(2020年3月時点)

旭化成ゾールメディカルの一般施設向けAEDは3種類

商品画像zollAEDPlus
機種名 ZOLL AED Plus ZOLL AED 3ZOLL AED 3
オートショック
耐用期間8年間8年間8年間
保証期間5年間5年間 5年間
本体サイズ29.2×24.1×13.3cm12.7cm × 23.6cm × 24.7cm12.7cm × 23.6cm × 24.7cm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 3.1kg2.5kg2.5kg
エネルギー量(成人)120,150,200J120,150,200J 120,150,200J
エネルギー量(未就学児)
小児モードもしくは小児用パッド
50,70,85J50,70,85J 50,70,85J
防滴・防塵IP55IP55 IP55
電極&バッテリ耐用期間 バッテリ:約3年
電極:成人5年、小児2年
バッテリ:約5年
電極:約5年
バッテリ:約5年
電極:約5年
医療機器承認番号 22200BZI00015000 30100BZI0000300030400BZI00001000
製品画像  旭化成ゾールメディカル株式会社ホームページ: https://www.ak-zoll.com/
より

旭化成ゾールメディカルのAEDは初めての人でも適切な胸骨圧迫が行える、「胸骨圧迫ヘルプ機能」が特徴です。

胸骨圧迫ヘルプ機能は音声ガイダンスとディスプレイ表示で胸骨圧迫の深さをリアルタイムでフィードバックし、適切な胸骨圧迫をサポートする機能です。

スタンドモデルはZOLL AED Plus。ZOLL AED 3は大きなフルカラー高解像度液晶ディスプレイを搭載しており、さらに初めてでも迷わない高い操作性が特徴です。そのZOLL AED 3のオートショックAEDタイプが、ZOLL AED 3 オートショックとなっております。

胸骨圧迫は救命において非常に重要なポイントです。
救命率や胸骨圧迫を重視する場合には、ZOLL AED 3 オートショックがおすすめです。

操作が簡単なAED「日本ライフライン」

日本ライフラインは1981年から30年以上にわたり心臓ペースメーカーなど、循環器領域の医療機器の販売をしており、AEDも製造販売をしております。

会社名日本ライフライン株式会社
設立年月日1981年2月6日
本社所在地〒140-0002
東京都品川区東品川二丁目2番20号 天王洲オーシャンスクエア25F
代表者代表取締役社長 鈴木 啓介
資本金2,115,241,600円
決算期3月31日
事業内容医療用機器輸入・製造および販売
従業員数連結1,166名 単体962名(2023年3月末現在)
事業所営業拠点48ヶ所、羽田ロジスティックスセンター、関西ロジスティックスセンター、研究開発統括部、戸田ファクトリー、小山ファクトリー、市原ファクトリー、天王洲ACCADEMIA(研修センター)
 (2023年4月1日現在)
株式東京証券取引所 プライム市場 (証券コード:7575)
日本ライフライン株式会社ホームページ: https://www.jll.co.jp/
より引用(2024年4月時点)

日本ライフラインの一般施設向けAEDは1種類

商品画像RQ-5000
機種名カーディアックレスキュー RQ-5000
耐用期間8年間
保証期間5年間
本体サイズ30.0×29.8×6.9cm
重量(電極パッド、バッテリ含む) 2.1Kg
エネルギー量(成人) 180,180,180J
エネルギー量( 未就学児 )
小児モードもしくは小児用パッド
50,50,50J
防滴・防塵 IP55
電極&バッテリ耐用期間 約2年半
(電極パッド・バッテリ一体型)
医療機器承認番号 22600BZX00521000
製品画像  日本ライフライン株式会社ホームページ: https://www.aed-rescue.com/  より

日本ライフラインのAEDは、音声とランプによるガイダンスで屋外や暗い場所でも使用でき、操作が簡単な点が特徴です。

国産心電計のパイオニア「フクダ電子」

国産第一号の心電計開発したのはフクダ電子です。フクダ電子は日本光電工業株式会社と同じく、AEDだけではなく心電計など多岐にわたる医療機器を製造・販売しており、東証スタンダード市場上場企業です。

商号フクダ電子株式会社
設立年月日1948年(昭和23年)7月6日
(1939年(昭和14年)7月「福田特殊医療電気製作所」として創業)
代表者代表取締役会長 福田 孝太郎
代表取締役社長 白井 大治郎
資本金46億2,160万円
売上高1,346億4,800万円(フクダグループ実績)
従業員数3,382名(フクダグループ全体)
本店所在地〒113-8483 東京都文京区本郷3-39-4
Tel03-3815-2121(代)
事業内容医用電子機器の開発・製造・販売および輸出入
フクダ電子ホームページ:https://www.fukuda.co.jp/ より引用(2024年4月時点)

フクダ電子の一般施設向けAEDは2種類

商品画像
機種名AEDベネハートC1A AEDベネハートC2
耐用期間8年間
保証期間
重量2.0kg2.3kg
寸法21.9cm×28.6cm×7.8cm21.9cm×28.6cm×7.8cm
液晶TFTカラー液晶ディスプレイ
(7インチ)
防塵・防滴IP55IP55
電極・バッテリ耐用期間 バッテリ:製造から4年2か月
電極: 製造から3年
バッテリ:製造から4年2か月
電極: 製造から3年
医療機器承認番号30500BZX0023700030500BZX00237000
製品画像  フクダ電子ホームページ https://www.fukuda.co.jp/aed/ より

フクダ電子のAEDはバイリンガル機能を搭載したネハートCシリーズで2機種の展開です。

AEDベネハートC2は周囲の明るさに応じて輝度が自動調整されるTFTカラー液晶ディスプレイを搭載しており、心電図の波形も表示されます。

未就学児切替スイッチもあるため、迅速救助を実現できる点が特徴です。

まとめ

以上が現在の各AEDメーカーと一般向けに販売されているAEDの機種になります。

各機種の更なる細かい仕様や、消耗品の価格、主要な取り扱い販売会社等をまとめた資料はこちらからもDLが可能です。

AEDの導入や更新の際に是非ご活用下さい。

設置する施設や使用する可能性が高い人の層によっても、最適なAEDは変わってきます。メーカー毎の特性の違いを理解していただき、最適なAEDをお選びください。

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