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AED訓練でおすすめのCPRマネキン 人気商品『JAMY-P』を徹底解説!!

AEDの使い方

AED訓練では人形を使って胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸の訓練も一緒に行うことが多いですよね。AED訓練を行うために人形を購入しようとすると、非常に高価なものから安い物まで沢山の種類が出てきます。

そこで今回はAED訓練でおすすめの人形、『心肺蘇生訓練人形JAMYシリーズ』の中から『JAMY-P』を詳しくご紹介致します。

目次

心肺蘇生訓練人形JAMYとは

メーカーは株式会社ヤガミ。心肺蘇生訓練人形を1992年から製造販売しており、現在一次救命処置(BLS)訓練人形では唯一の国産メーカーです。
今回ご紹介する簡易モデル『JAMY-P』の他にも、表示器を備えた全身モデル『JAMY DSP』、実技動作が印字できるプリンタ付高機能モデル『JAMY RECO』、幼児モデル『JAMYⅡ-i』、乳児モデル『JAMYⅡ-babyN』などのラインナップがあります。

JAMYシリーズの販売実績は5万体以上。学校市場や自動車教習所ではトップシェアと言われており、日本赤十字社幼児安全法講習指導指定品にもなっています。JAMYは心肺蘇生訓練人形メジャーブランドの1つで、AED訓練では非常によく使われている人形です。

今回ご紹介するJAMY-Pの仕様は以下の通りです。
商品名:蘇生法教育簡易モデル JAMY-P
全長:約60cm
重量:約4.3kg(収納バッグ、付属品含む)
収納バッグの大きさ:約63(幅)×34(奥行)×22(高さ)cm
価格:28,800円(税抜)

JAMY-P 実際に開封した内容を紹介!

AED訓練人形 JAMY-P

このダンボール箱に入った状態で届きます。

AED訓練人形 JAMY-P

ダンボール箱から取り出した状態です。収納バッグに入った状態で梱包されています。

AED訓練人形 JAMY-P

収納バッグを開くと人形が現れました!顔の周りには運送中に動かないようダンボールクッションで隙間を埋めてあり、梱包もしっかりとしていますね。
組み立ても必要ないため、届いた人形を開封してすぐに使えます。

AED訓練人形 JAMY-P

付属品の中身です。左から、消耗品のディスポ肺・気道部一式1セット、フェイスマスク1枚、人工呼吸用携帯マスク(キューマスク)5個と取扱説明書が付属しています。

AED訓練人形 JAMY-P

胸表皮を取り外すと、中身はこんな感じになっています!白いプラスチックの部品が肋骨板。肋骨板の上に載っているのがディスポ肺・気道部です。人工呼吸を行うと、このディスポ・肺気道部が風船のように膨らんで人形の胸が浮き上がるしくみです。

AED訓練人形 JAMY-P

胸表皮以外も、外せるパーツはすべて外してみました。JAMY-Pはこの部品がすべて個々に購入できるので、どこかの部品が消耗したり壊れたときも簡単に交換できて、長く使えそうですね!

JAMY-Pを使った胸骨圧迫の練習はわかりやすい!

JAMY-Pで実際に胸骨圧迫の練習をしてみます。
胸骨圧迫の部位は胸骨の下半分、深さは胸が約 5cm 沈むように圧迫しますが、6cm を超えないようにします(JRC蘇生ガイドライン2020より)。

実際に人形を押しても、胸骨圧迫はどこまで押せば5cmなのかが不明確だと思いますが、JAMY-Pは約5cmの深さまで胸骨圧迫するとクリック音が鳴る優れもの!!これならどれくらいの深さまで胸骨圧迫をする必要があるのか、約5cmの圧迫がどれくらい大変であるのかよくわかります。
このクリック音は人形の背中についているノブを回す事でON/OFFの切り替えも可能です。

胸骨圧迫をする時地面に膝をつきますが、JAMY-Pは収納バッグを開くと、その収納バッグがそのまま練習用のマットになるところも便利です。痒いところにまで手が届く工夫がされていますね。

胸骨圧迫時(深さ約5cm)でクリック音がなるので、きちんと胸骨圧迫ができているのかどうか非常にわかりやすくて便利!!
AED訓練人形 JAMY-P

人形の背中です。赤色のツマミを右に回すと、胸骨圧迫のクリック音をOFFにする事ができます。

JAMY-Pは女性でも軽々持ち運べる軽量・コンパクト!

JAMY-Pの重さは収納バッグも含めて約4.3kg。半身のコンパクトな人形なので、女性でも軽々持ち運びができるため、誰でもどこでもすぐに使用する事ができます。

AED訓練人形 JAMY-P

女性の方でも簡単に持ち運びできます(写真のモデル身長は約160cm)。

AED訓練人形 JAMY-P

正面から持つとこんな感じです。

AED訓練人形 JAMY-P

収納バッグの側面にも取っ手が付いているため、このように持ち運ぶこともできます!

まとめ

AED訓練で使う心肺蘇生訓練人形は、手足もついた本格的な人形だけでなく、今回ご紹介をしたJAMY-Pのような簡易型モデルのタイプもあります。
簡易モデルタイプは全身モデルの心肺蘇生訓練人形と比較して価格は安価ですが、その簡易モデルの中でも低価格帯で、お手ごろに購入できるのがJAMY-Pです。

ご紹介した通り、JAMY-Pは価格が安いだけでなく、機能もしっかりと備わっているため、価格と使い勝手両方で非常に優れている心肺蘇生訓練人形です。

AEDの訓練を行うために人形を調べたけれど、予想以上に人形の金額が高くて困っている、なるべく安い人形が欲しいけれど、機能はきちんと使えるレベルの人形を買いたいといった方には、JAMY-Pがおすすめです!!

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