【女性】ブラジャーは外さなくてもOK！電気ショックの時間が遅れない範囲で配慮を

女性に限らずですが、AEDのパッドが素肌に直接貼り付けることができていれば、必ずしも上半身を裸にする必要はありません。つまりブラジャーも外す必要はありません。

倒れている方が女性である場合には、もしも余裕があればAEDのパッドを貼った後に、上から上着やタオルを掛けるなどの配慮が取れるとさらに良いでしょう。

しかし一番重要なのは電気ショックの時間を遅らせない事です。
そのことを忘れずに、可能な範囲で倒れている人に配慮をしてあげてください。

その他、女性に対してAEDを使用する場合について詳しい内容はこちらの記事でも詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

妊婦の場合もAEDは使用可能

心停止で倒れた方が妊婦の場合、「もしAEDを使用して、おなかの赤ちゃんに影響があったら？」と不安に思う方も多いです。しかし、倒れた妊婦が心室細動を起こしていれば、AEDを使用しなければ救命をすることができません。

赤ちゃんを救うためにもお母さんの救命が必要です。

心停止が疑われたら、AEDを積極的に使用してください。

ネックレスにはパッドが触れないように注意

ネックレスなど、金属製のアクセサリーを身に着けている場合は、パッドが触れないようにずらしてください。必ずしも体から外す必要はありません。

もしネックレスなどがパッドに触れていますと、電気ショックによる火傷の原因となる可能性があります。

【男性】胸毛が濃い場合はしっかりパッドを肌に密着させるように注意！

胸毛が濃い男性の場合、パッドが肌に密着せずにAEDの効果が十分得られない可能性があります。パッドを貼り付ける時にはしっかりと肌に密着させるように注意して下さい。

濃い胸毛の対処法としては、電極パッドを貼り付ける前に胸毛を剃るなどの処置になります。
多くのAEDには、『レスキューセット』と呼ばれる付属品（ポーチ）が付いており、その中に入っている剃刀を用います。

しかしAEDは時間との勝負です。剃刀に拘らず、パッドを貼る位置を少しずらせば濃い胸毛が避けられるのであれば、パッドを貼る位置を少しずらすといった方法もあります。

まとめ

AEDは基本的に誰に対しても使える物ですが、女性や子供など、いざ使用する事を考えると様々な疑問が出てきますよね。

いざという時に落ち着いて行動ができるよう、AED講習会などを受講する事もおすすめ致します。

子供へのAEDの使用方法や注意点については、次の記事で詳しく解説しておりますので、気になる方は是非こちらもご確認下さい。

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